Division of Comparative Biomedical and Medical Science

比較医科学研究開発部門について

動物とヒトの疾患の共通点・相違点の理解から、新たな医療・獣医療を拓く

比較医科学研究開発部門の目的は、ヒトと動物の共通・類似疾患(感染症を含む)を比較し、各々の病態機序の共通点・相違点の解明を通じて、ヒトと動物で共有できる革新的な診断法および治療法を開発することです。

人獣共通感染症、腫瘍性、アレルギー性、内分泌性および神経変性疾患など、ヒトと動物の共通・類似疾患の臨床ビッグデータを解析します。また、自然発症例に対する迅速な臨床試験を推進するほか、ヒト・動物の病態を正確に再現する小中動物疾患モデル(マウス、マイクロミニピッグ等)を開発し、ヒトと動物で応用できる治療薬・診断法・医療機器等を開発します。