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2024年度One Medicine創薬シーズ開発・育成研究教育拠点シンポジウム開催報告

令和7年3月7日(金)、名古屋大学オークマ工作機械工学館オークマホールにて、「2024年度One Medicine創薬シーズ開発・育成研究教育拠点(COMIT)シンポジウム」を開催しました。

本シンポジウムは、本拠点における研究開発の進捗をご紹介するとともに、創薬シーズ共同研究助成に採択された課題を紹介するポスターセッション、さらにゲストスピーカーにお越しいただくことで、医学、獣医学、薬学、工学等の研究者が分野横断的に連携して人と動物の創薬研究を推進していくことを目的に昨年度より開催しています。

2024年度の今回は、製薬企業や大学・研究機関などから対面とオンライン合わせて約120名が参加しました。

今年度は、はじめに拠点長の秋山治彦教授が、COMITの概要や研究・人材育成について紹介しました。続いて、COMITから3名の研究者が登壇し、COMITで実施している研究プロジェクトを紹介しました。

シンポジウムの最後には、山口大学共同獣医学部 水野拓也教授をお招きし、犬のがんに対する抗体薬の基礎研究から臨床試験までの過程についてご講演いただきました。水野教授は、抗体医薬の実用化・産業化に至る過程で様々なハードルについても詳しく説明され、参加者にとって非常に貴重な知見を提供してくださいました。

また、令和5年度創薬シーズ共同研究助成採択者は、ライトニングトークとして1分ずつ概要を紹介した後、ポスターセッションで活発な意見交換を行いました。

今後も本拠点はOne Medicineの視座に基づき、ヒトと動物の創薬研究を推進し、Sharing Medicineの実現を目指してまいります。

会場の様子
  • 会場全体の様子

  • ポスターセッション

  • 集合写真

  • 集合写真

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